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おろし金について

このページでは、おろし金の特徴について紹介致します。
材質によりすりおろした状態に違いがありますので、よく材質の特性を見極めておく必要があります。

おろし金

アルミ製は安価で比較的きめ細かくおろせますが、目が大きいとその分きめが粗くなり、柔らかいので歪みやすいかもしれません。

プラスチック製は、切れ味が金属製のおろし金に比べるとやや劣り、水気が出やすく目詰まりを起こしやすい物が多いようです。

ステンレス製は丈夫で錆びにくく、お手入れも簡単ですが、目の立て直しが利かないと言う難点があります。

銅製は刃の目が鋭く、銅板にすずメッキを施してあるので錆びにくく、目が不規則に並んでいるので、きめの細かいすりおろしができます。 目も潰れにくく、目立て直しにも出せるので、長期に渡って活躍してくれます。おろし金にこだわりを持つならば、やはり銅製でしょうか。しかし、少し高価です。

セラミック製のおろし器も目が詰まりにくく、安定感があるので最近人気があります。

他に、栃木の郷土料理「しもつかれ」に欠かせない竹製の鬼おろしと言うおろし器もあり、主に大根をおろすのに使われています。

細かい目と大きな目があり、細かい目ではわさび・しょうが・にんにくなどをおろし、大きな目では大根・大和芋などをおろすのに適しています。

使用後のお手入れですが、大根やしょうがなどの細かい繊維が残りやすいので、たわしや古い歯ブラシなどを使って洗い流し、よく水気を拭き取り乾燥させましょう。

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